<まもなく募集開始><br>巨大サメ・メガロドンの海へ <br>〜太古の化石発掘隊 2026
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&E PROGRAM vol.38

<まもなく募集開始>
巨大サメ・メガロドンの海へ
〜太古の化石発掘隊 2026

開催日 : 2026年3月7日 (土)〜8日(日) ※日帰り

対象年齢 : 7歳(新2年生)~12歳 子どもと保護者

ナビゲーター : 平山廉(古生物学者)

場所 : 早稲田大学(1日目)・千葉県鋸南町(2日目)

[ SCIENCE, 日帰り, NATURE ]

募集人数24名まで(親子のべ人数)
募集期間2026年2月24日(火)まで
参加料金 1組 (子1・大人1) 40,000円 〜(交通費別途)

600万年前の海底世界に飛び込もう!

親子で “本物の化石発掘” に挑む2日間。
地球の歴史が、その手の中で目覚めます。

古生物学者・平山廉教授(早稲田大学)とともに、
600万年前の海へつながる地層を訪れ、化石発掘に挑む人気プログラムが今年も開催されます。

千葉県鋸南町には、海底が隆起して垂直に立ち上がった “特別な地層” が存在し、
そこからは巨大サメ「メガロドン」をはじめ、20種以上のサメの歯やイルカやクジラなど、太古の海を泳いでいた、海洋生物の化石が、数多く発見されています。

この2日間は、親子で 古生物学そのものを “体験する” 探究の旅
科学好きの子にも、初めての子にも、本物の研究の面白さを存分に味わっていただけます。


◆ プログラムの特徴

1|研究者と行う、本格的な化石研究体験

ナビゲーターは古生物学者・早稲田大学教授の 平山廉 さん。
研究室では、特別講義や標本観察、9000万年前の地層からの化石探しなど、
大学研究室での学びを束の間、体験することができます。

科学に強い興味を持つお子さまには深く掘り下げる喜びを、
初めて触れるお子さまには「世界が広がる瞬間」を届ける内容です。


2|600万年前の海へ向かうフィールドワーク

2日目は、平山先生ら専門家とともに太古の地層を観察し、化石発掘に挑戦。
地層の読み方、地球の変動、古代生物の痕跡を、自分の目と手で確かめる、フィールド体験です。

発掘地点は、平山教授が長年研究を続けてきたフィールドのひとつです。
本物の研究現場に立ち会える貴重な機会になります。

「久しぶりにまた、メガロドンが見つかるかもしれない!」
平山先生もドキドキ、ワクワクしているこのフィールドワーク。教室や図鑑では出会えない “科学の高揚感” をつくります。


3|深い学びと発見を生む“探究型”プログラム

恐竜・化石が大好きで知識豊富なお子さま
新しい世界に興味を広げたいお子さま

どちらも、“自分のペース” で没頭できるよう設計しています。
ただ “楽しい” だけではない——
科学的に考える力や、自然への敬意が育まれる時間です。


4|親子で共有する、一生の“発見”

地球の時間、生命の進化、太古の海の環境…。
壮大なテーマが、研究室とフィールドでの体験によって、
親子の中に “自分ごと” として立ち上がってきます。

一緒に学び、一緒に驚き、一緒に語り合う——
そんな時間は、きっと長く心に残り続けます。

参加者の声(VOICEより抜粋) 

ー「この体験は、個人では子供に与えてやれないし、そもそも思いつきません。少しの知識で目の前の視界の見え方がガラッと変わる。例えば、縦の地層などスルーしてしまうものが、地球の歴史にドキドキする光景に変わるし、単なる地面が宝の山に見えてくる。ちょっとしたインパクトで、人生が変わりそうだと感じました。

ー「プレミア化石、琥珀を探し当てたり、サメの歯の化石を見つけることができた感動が、少しでも子供にとっての夢へとつながれば良いなと思います。」

◆ プログラム内容(予定)

〈1日目〉早稲田大学研究室ツアー
集合:9:45 早稲田大学
解散:12:30頃

・平山教授の特別講義
・古生物学研究室の見学
・化石標本を使った観察
・9000万年前の土から琥珀などを探すワークショップ

〈2日目〉太古の海洋生物を探すフィールドワーク
集合:8:15 品川駅・港南口付近
解散:17:20頃

・鋸南町の発掘地へ(貸切バス移動)
・垂直に立ち上がった地層での観察
・海洋生物化石の発掘体験
・平山教授の現地解

メガロドンとは?

“巨大な歯をもつもの”という意味をもつ絶滅した大型サメ。
その歯は手のひらほどの大きさになり、
新生代中新世〜鮮新世の海洋生態系の頂点に立っていたと考えられています。

軟骨でできた体はほとんど化石として残らず、
歯こそが、彼らの存在を今に伝える唯一の証拠。

あなたが発見する化石が、この巨大捕食者の謎を解く手がかりになるかもしれません。

◆ 開催概要

開催日:2026年3月7日(土)、8日(日)日帰り
予備日:3月15日(日)
場所 : 早稲田大学(1日目)、千葉県安房郡鋸南町(2日目)
ナビゲーター:平山 廉(古生物学者・早稲田大学教授)
対象年齢:7歳 (新2年生)~12歳 親子
募集人数 : 24名まで(親子のべ人数)

参加料金(昼食代含む、交通費別):
&フレンドメンバー(有料会員)1組(子ども1・大人1) 40,000円 、
追加料金1名 18,000円
&Eメンバー(無料会員)1組(子ども1・大人1) 44,000円 、追加料金1名 20,000円 

受付期日:2025年2月24日(火)まで

 

※参加費には研究室およびフィールドプログラム費・教材費・昼食代・保険を含みます。
※発掘現場の詳細は参加者にのみご案内します。
※2日目の集合・解散場所(品川駅・港南口付近)と現地間の移動は貸切バス(有料)となり、別途お申し込みが必要です。ご案内メールをお送りいたしますのでお手続きをお願いいたします。弊社は旅行業業務を「日新航空サービス株式会社」に委託しております。

◆ よくあるご質問(FAQ)

Q:初めてでも参加できますか?
A:はい、もちろんです。毎回、初参加の方とリピーターの方が半数ずつほどで、どちらも安心して参加できるプログラムです。専門スタッフがサポートしますので、初めての方も安心してご参加ください。

Q:服装や持ち物に指定はありますか?
A:動きやすい長袖・長ズボン、運動靴を推奨します。汚れる可能性があるため着替えの持参がおすすめです。発掘に必要な道具(ヘルメット、タガネ、ハンマー)は&E事務局がご用意します。

Q:発掘現場は危険ではないですか?
A:事前に安全確認済みのエリアでのみ活動し、スタッフが常時見守ります。危険な作業は行いません。

Q:見つけた化石は持ち帰れますか?
A:はい。教授の判断のもと、持ち帰り可能な化石は記念としてお持ち帰りいただけます。研究資料として価値の高い化石が見つかった場合は、平山教授に寄贈いただくこともありますが、代わりに別の化石をお持ち帰りいただけますのでご安心ください。なお、このプログラムでは毎年、貴重な化石が数多く発見されています。

Q:親はどこまで一緒に活動しますか?
A:研究室・フィールドワークともに、親子で一緒に参加する構成です。

Q:低学年でも内容を理解できますか?
A:専門的な内容もありますが、平山教授やサポートスタッフがわかりやすく解説いたします。

Q:どのくらい体力が必要ですか?
A:長距離の移動はなく、小学生でも無理なく参加できます。

Q:2日目の移動方法は?
A:品川駅から貸切バスで現地へ向かいます。事前に申込案内をメールでお送りします。

Q:トイレや昼食はどうなっていますか?
A:トイレは休憩ポイントでご案内します。昼食は参加費に含まれています。

Q:雨の場合は?
A:小雨は実施します。フィールド活動や安全に支障があるような悪天候の場合は予備日の3月15日(日)に延期します。

ナビゲータープロフィール

平山 廉 (ひらやま れん)

1956年東京都生まれ。古生物学者・早稲田大学教授 専門は古生物学、特に化石爬虫類、カメ類の系統進化や機能形態学、古生物地理学。慶應義塾大学経済学部卒業、1989年京都大学大学院地球科学研究科にて古脊椎動物学を専攻。2006年早稲田大学国際教養学部教授(国際学術院)。2004年「化石カメ類の系統進化学的研究」で鹿児島大学理学博士。著書に、『痛快!恐竜学』(集英社インターナショナル 2001)、『カメのきた道 甲羅に秘められた2億年の生命進化』(日本放送出版協会・NHKブックス2007)、『誰かに話したくなる恐竜の話』(宝島社 2013)、『面白くて眠れなくなる恐竜』(PHP研究所 2020)、『恐竜と古代の生物図鑑 圧倒的ビジュアルで迫る驚異の世界』(日本語版監修, ポプラ社,2021)など多数。父は画家の平山郁夫。

この開催地では、長い年月をかけ海底が90度に隆起した地層を観察することができる(詳しいお話はプログラムにて)。今回、私たちが観察を行う地層は約600万年前のもの。メガロドン(巨大サメの歯)や、20種ほどのサメの歯、鯨やイルカなど海洋生物の化石が多数見つかっている。

写真は平山先生がプログラム開催地で発見した600万年前のメガロドン(巨大サメ)の歯。サメは全身の骨格が軟骨でできているため歯しか化石にならない。 ゆえに、メガロドンの全容は未だ解明されていないという。

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