鈴木康広さんと歩く、見立ての銀ブラ 〜世界の見え方が変わる一日
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&E PROGRAM vol.39

鈴木康広さんと歩く、見立ての銀ブラ 〜世界の見え方が変わる一日

開催日 : 2026年5月24日(日)

対象年齢 : 5歳〜12歳(小学生)・保護者

ナビゲーター : 鈴木 康広(現代アーティスト)

場所 : 銀座(東京都中央区)

[ ART, 日帰り ]

募集人数10組20名程度 ※1組2名以上でお申し込みください(子と保護者)
募集期間2026年5月13日(水)まで
参加料金1組17,600円(子1・大人2まで) 〜

「あれ、〇〇に見える!」が止まらなくなる一日。

この日、起こること。銀座が、ただの街ではなくなります。

看板の影が、別の形に見えはじめる。
道路の模様が、生きものに見えてくる。
ショーウィンドウが、物語の入口になる。

子どもが言います。
「ねえ、あれって何〇〇に見えるよね?」

その瞬間から、世界は“発見の地図”に変わります。

このプログラムの成果は、作品ではありません。見え方の変化です。

 

NHK Eテレの人気番組《みたてるふぉーぜ》(毎週土曜日 午後6時50分〜)は、鈴木康広さんが総合指導を務めています。日常の“ものの見方”に新しい視点を与える内容として評価され、“子ども番組のアカデミー賞”とも呼ばれる国際コンクール「プリ・ジュネス2024」で最優秀賞、さらに「ニューヨーク・フェスティバル」でも金賞を受賞しました。「見立て」って何?と思ったら、ぜひ一度ご覧ください。

なぜ「見立て」は、世界を変えるの ?

トーストの焦げ目が顔に見える。
雲が動物に見える。
石ころが宝物に見える。

それは、子どもがもともと持っている力です。

「見立て」とは、
何かを別の何かとして見ること。

既成概念から少しだけ外れて、
世界に新しい意味を与えること。

その視点を一度体験すると、
日常は、ただの背景ではなくなります。

観察が始まり、
問いが生まれ、
想像が動き出します。

鈴木さんの代表作《ファスナーの船》
「瀬戸内国際芸術祭2010」出展 (c) Yasuhiro Suzuki

鈴木康広さんは、“見え方をひらく人”。

飛行機から海を見下ろしたとき、
航跡が「ファスナー」に見えた瞬間。

鈴木康広さんの作品は、
“見え方が変わる瞬間”そのものを扱っています。

今回のプログラムで鈴木さんが渡してくれるのは、
技術でも正解でもなく、世界をひろげる「視点」そのもの。

難しいアートの時間ではありません。
作家の目を、体験して
“世界の見え方”が少し変わる時間 です。

見立て中の鈴木康広さん(石川県金沢市)
画像提供:金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]

鈴木康広さんの「見立ての写真」
左から「落ち葉の手袋」「道に舞い降りた紙飛行機」「たくさんの目玉焼き」「クリップのなかのりんご」

 

同じ景色を見て、違う発見をする。

それが、親子で参加する意味です。

・大人も驚く
・同じものを見て、違う発見をする
・帰り道に会話が変わる
・家に帰ってからも続く

この体験は、その場で終わりません。
スーパーで。公園で。家の中で。
「これ、何に見えるね!」という発見が、ふと始まります。

参加後に起こる変化は?

・ものを既成概念だけで分類しなくなる
・子どもが問いを持つようになる
・観察 → 会話 → 想像 の循環が生まれる
・日常が遊び場になる

プログラム内容

  1. 鈴木康広さんによるレクチャー
    「見立て」って何? 鈴木康広さんの作品を通じて楽しく解説します。
  2. 銀座の街歩き(見立て体験)
    銀座の街を散策。街角のタイル、植木、影、水たまり… ふだん見慣れたものが新しい姿に見えてくるかも!?

  3. みんなで鑑賞&ネーミング
    集まった「見立て」を全員で鑑賞。人ぞれぞれの視点や感性の違いを知って、面白い発見が!

  4. 「銀ブラ見立てマップ」の完成
    みんなの発見を、ひとつにまとめたマップを後日プレゼント!

<募集要項>

日程 : 5月24日(日) 12:30受付  13:00 スタート〜16:00 終了  16:15解散予定

場所 : 銀座の街 & SAYEGUSA本館(中央区)

対象 : 5歳〜12歳とその保護者(子1人につき大人2人まで)

定員 : 10組20名程度


<参加費>
&Eフレンドメンバー(有料会員) 1組 17,600円(子1・大人2まで)
子ども2人目および大人3人目からは 8,300円
&Eメンバー(無料会員) 1組 19,600円(子1・大人2まで)
同上の追加料金 9,300円
※ 子どもと保護者、1組2名以上でお申し込みください。
※ 中学生以上を大人とさせていただきます。

<申し込み期間>
2026年5月13日(水)まで

※本プログラムは2025年10月開催予定から延期し、内容を一部再設計のうえ実施いたします。

ナビゲータープロフィール

鈴木 康広(すずき やすひろ)

 1979年静岡県生まれ。2001年東京造形大学卒業後、公園の遊具「グローブ・ジャングル」を使用した映像インスタレーション作品《遊具の透視法》(2001)、開いた目と閉じた目が描かれた紙の葉が「まばたき」をしながら空間に降り注ぐ《まばたきの葉》(2003)など、誰しもが持っている記憶や経験に新鮮な切り口を与える作品を制作。船の航跡が海や川を開く《ファスナーの船》、地球の引力を「遊び」に変換する《りんごのけん玉》など、身近な工業製品を媒介に、人間と自然を新たな視点から接続するアートワークを展開している。

 主な個展として、2014年に水戸芸術館での「近所の地球」、2017年に箱根彫刻の森美術館「始まりの庭」、2021年にはティコティン日本美術館(ハイファ)にて海外の美術館で初となる個展開催。2024年二子玉川ライズ スタジオ & ホールにて個展「鈴木康広展 ただ今、発見しています」。2026年4月25日より金沢21世紀美術館にてグループ展「路上、おじゃまですか?」開催。
  国際展は、アルスエレクトロニカ・フェスティバル(リンツ、2002、2018)をはじめ、「Thermocline of ArtNew Asian Waves」(ZKM、カールスルーエ、2007)、セビリアビエンナーレ2008、瀬戸内国際芸術祭2010、第4回モスクワビエンナーレ(ARTPLAY、モスクワ、2011)、第1回ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016では日本代表として展示を行った。また、大地の芸術祭・越後妻2024・冬の企画展に参加。

 2014毎日デザイン賞。NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ』(総合指導)は、2024年プリ・ジュネスの6歳以下ノンフィクション部門でグランプリ、NYフェスティバルでは金賞を獲得。

 主なパブリックアートに、《はじまりの果実》(十和田市現代美術館蔵)、《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》(渋谷区)。2025年9月にオープンした東京・芝浦のBLUE FRONT SHIBAURAに常設作品《無限大をひらく》を展示。

 著書は作品集『まばたきとはばたき』『近所の地球』(青幻舎)、『Digital Public Art in Haneda Airport 空気の港 テクノロジー×空気で感じる新しい世界』(共著、美術出版社)、絵本『ぼくのにゃんた』『りんごとけんだま』(ブロンズ新社)『せんのはっけん』(福音館書店)など。

ウェブサイト https://www.mabataki.com/

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