はじめまして日本のこころ2023 (未就学児)
受付終了

&E PROGRAM vol.16

はじめまして日本のこころ2023 (未就学児)

開催日 : 11月19日 (日)

対象年齢 : 未就学児(3~6歳) ※要保護者同伴

ナビゲーター : 辰巳満次郎

場所 : 代々木能舞台 (渋谷区)

[ CULTURE ]

募集人数16名(最少催行 10名)
募集期間2023年11月15日(水)まで
参加料金24,200円(税込)

能楽師 辰巳満次郎さんの「はじめまして日本のこころ」再び

今年も「はじめまして日本のこころ」を開催します。
これは昨年に続き二回目となる、日本の伝統と魂を直に感じる真の体験です。

昨年は、国の有形文化財に指定されている歴史ある代々木能舞台に立ち、能の作法、喜怒哀楽の表現や所作を通じて”日本のこころ”を体感し、伝統芸能の魅力に触れました。
今年はさらに一歩を踏み込み、より深い体験を提供します。鬘帯(かづらおび)や能面に加え、風格ある子方用の装束に身を包み、日本の伝統と直接繋がる瞬間を味わうことができます。


昨年に引き続きのご参加も大歓迎です!
最初のご参加では新鮮な驚きや発見が中心かもしれませんが、2回目以降では以前の経験を基にした上でより深い理解や気づきが得られるでしょう。また、この1年間のご成長に合わせて、前回とは異なる視点や感じ方で伝統文化に触れることができます。もし、お子さん自身が2回目の参加をご希望されたとすれば、それ自体が、お子さんの中で日本の伝統や文化への関心が深まっている証拠です。この関心をさらに深め、継続的な真の学びや探求の原動力とすることができるでしょう。


昨年と同じく、辰巳満次郎さんがご持参されるものは本当に価値のある本物ばかり。500年以上、そして最古で900年の歴史を持つ能面や装束などに触れ、真の価値を体感することで、私たちの中に眠る日本のこころに気づくでしょう。

「私はワークショップで使う能面でも良いものを持っていきます。50年や100年程度のものでは本気度や本当の価値は伝わらないのです。海外でも、500年以上前の能面を持っていきます。一番古いのでは900年です。ものを教わることへの感謝の心を持たせたいのであれば、教える方も、教えさせてもらうことに感謝して真剣にならなければいけません。そのような相互の関係があってこそ、本物への気づきは促されるのではないでしょうか。」( 辰巳満次郎 &E Talk )

 

辰巳さんは「日本の文化には、忘れられた多くの宝が散りばめられている」といいます。
子どもたちはこの真の体験を通して、その宝を再発見し、自分たちの心の中で再び輝かせることができます。
新たに参加する子どもたちに、そして昨年の体験をもう一度楽しみたい子どもたちに、日本の深い伝統を再び体感してもらいたいと思っています。ご一緒に能楽の世界に触れ、”日本のこころ”と繋がる旅に出てみませんか?

皆さまの参加を心よりお待ちしております。


※昨年のプログラムでは就学前の小さな子どもたちも、背筋を伸ばし真剣な面持ちで伝統芸能に向き合い、目を輝かせていました。その様子は、ムービーやレポートのフォトギャラリーでご覧いただけます。

プログラム概要

開催日:2023年11月19日(日)9:30〜
場所 : 代々木能舞台(渋谷区)
ナビゲーター:辰巳満次郎(シテ方宝生流能楽師)
対象年齢:未就学児(3~6歳) ※ 文化財施設を利用するため保護者の同伴をお願いいたします(保護者の見学参加は無料、2名まで)
募集人数 : 16名(最少催行10名)
募集期間:2023年11月15日(水)まで ※ 定員になり次第募集を締め切ります
参加費:24,200円(税込)



<オプション:保護者体験参加枠をご用意しました>

保護者体験参加料金:15,000円(税込)
お申し込みはこちらから

未就学児のクラスに、親子での参加オプションをご用意しました!お子さまの初めての舞台体験を一緒に楽しんでいただける特別な機会です。 ​お子さまと共に「日本のこころ」にふれる伝統芸能を体感し、また、お子さまが輝く瞬間を直に感じて、特別な思い出を作りませんか?

※ 体験参加は、1家族につき保護者1名までとさせていただきます
※保護者のみのご参加は出来ません
※ 募集人数枠内での募集となりますため、ご参加いただける人数に限りがございます



小学生向け(6歳~12歳)のクラスも同日午後に開催いたします
○プログラム中、保護者は舞台の向かいにある母屋の座敷からご覧いただきます
○能舞台(本舞台)は屋外に建っているため、悪天候等の場合は屋内舞台に変更いたします
○会場には駐車場はございませんので、公共の交通機関をご利用ください


スケジュール

9:30 現地集合 (最寄駅:京王新線初台駅徒歩5分)
・ 始まりのご挨拶(白足袋をはく、正座について)
・ 能の所作(扇の持ち方、立ち方、すり足)
・ 能の感情表現
・ 鬘帯(かづらおび)、装束をつけてみよう
・ 能を謡おう、舞おう  
・ 辰巳満次郎実演 仕舞「鶴亀」
11:50 現地解散

*鬘帯(かづらおび)は未就学児のみの体験、能面は小学生のみの体験となります


昨年ご参加された保護者の声

●子供にも手加減をされない素晴らしい内容だったと思います。(5歳)※カッコ内はお子さんの年齢

●子供達が真剣に取り組む姿をすばらしい舞台で見られたことや、小道具も古くから使っていらっしゃる物をお貸しいただけたことなど、貴重な経験だと思いました。(4歳)

●日本の伝統に触れることができた大変貴重な時間でした。本物に触れることの大切さを改めて感じ、便利な世の中ですが、日本人として大切な本物を子供に伝えたいと思いました。(4歳)

●めったに体験出来ないことに参加出来、子供にとって一つ興味が広がったようです。(5歳)

●「はじめて知った日本の心」がたくさん散りばめられた、本当に素晴らしい本物の体験ができました。お能の世界はまだ子どもには難しいと考えておりましたが、本日をきっかけにこの体験を通して様々な日本文化への世界が拡がることと思います(能だけにとどまらず)。(7歳)

●日本文化に触れることがいかに大切か、娘と共に学ぶことが出来ました。本や映像でしか知ることのできない能の世界を実際に体験出来て、娘も大人になっても記憶に残る体験だったと思います。(8歳)

●日本の伝統文化に接する興味をもつきっかけになったと思います。本物体験は有り難く、貴重です。(9歳)

ナビゲータープロフィール

辰巳満次郎(たつみまんじろう)

「能に通じるということは、日本人の精神・体・魂を知ること」。シテ方宝生流能楽師。2001年、重要無形文化財総合指定(人間国宝)に認定。古格を守り続ける宝生流の一翼として活躍する一方で、30年以上にわたり幅広い世代への体験教育等の普及活動を国内外で行う。ニューヨークやロンドンなどの海外公演に参加、新作能の演出・主演、デジタルアートやフリージャズとのセッションなど、伝統芸能の枠にとどまらない能の新たな形を発信し続けている。

 

<代々木能舞台について>

代々木能舞台は、高層ビルが立ち並ぶ街中に佇む屋敷内舞台。2009年(平成21)、中庭に建つ本舞台・敷舞台ともに国の有形登録文化財として認定されている。人気ドラマ『俺の家の話』(TBS、2021年)のモデルにもなった。

 

京都西本願寺にある最古の能舞台・北能舞台(国宝)を模した本舞台。2009年(平成21)国の有形登録文化財に認定されました。

保護者の方は舞台の向かいにある母屋の座敷(写真手前)にて、プログラムの様子をご覧いただきます。昔はこのような形で演能が行われていた事に想いを馳せてみてください。

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