現代アーティストといく、見立ての銀ブラ
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&E PROGRAM vol.36

現代アーティストといく、見立ての銀ブラ

開催日 : 2025年11月22日(土)

対象年齢 : 5歳以上・保護者

ナビゲーター : 鈴木 康広(現代アーティスト)

場所 : 銀座の街(東京都中央区)

[ ART, 日帰り ]

募集人数10組20名程度 ※1組2名(子と保護者)以上でお申し込みください
募集期間〜11月11日(火)
参加料金&Eフレンドメンバー 17,600円(1組2名) / &Eメンバー 19,600円(1組2名)

親子で銀座をアートの目で再発見!
いつもの街が、ちょっと違って見える一日。

ふだん歩き慣れた銀座の街も、見方を少し変えるだけでアートにあふれた不思議な場所に。

みなさんは、空を見上げたときに雲が動物やアイスクリームに見えたり、朝ごはんのトーストの焦げ目が顔のように見えたりしたことはありませんか?
そんな「何かに見える!」という気づきを楽しむのが「見立て」です。

現代アーティスト・鈴木康広さんは、《ファスナーの船》をはじめ、日常の小さな発見から数々の作品を生み出してきました。「目の前のものに物語を感じ、想像をふくらませる」——それが鈴木さんの作品の原点です。

鈴木さんが総合指導を務めるNHK Eテレの番組《みたてるふぉーぜ》は、日常の“ものの見方”に新しい視点を与える内容として評価され、“子ども番組のアカデミー賞”とも呼ばれる国際コンクール「プリ・ジュネス2024」で最優秀賞、さらに「ニューヨーク・フェスティバル」でも金賞を受賞しました。これらの受賞は、鈴木さんの「見立て」の魅力が国内外で高く評価され、世代を超えて響くことの証でしょう。
さらに、この秋からはEテレでレギュラー化の予定もあり、子どもたちと親御さんの間で「見立て」がますます注目されています。

これは、子どもから大人までが一緒になって、新鮮な気持ちで楽しめるアートプログラム。
親子で”銀ブラ”しながら「見立て」を体験して、鈴木さんと一緒に楽しいアートな秋の一日を過ごしませんか?



このプログラムの特別な魅力

・人気の現代アーティスト本人と直接ふれあえる貴重な機会
・親子で感性を磨き、想像力をひらくアート体験
・柔軟な思考が楽しく開花する
・自分の発見が「銀ブラ見立てマップ」として形に残る

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鈴木さんの代表作《ファスナーの船》も、飛行機から見た船が「ファスナー」に見えた瞬間から生まれました
「瀬戸内国際芸術祭2010」出展 (c) Yasuhiro Suzuki

鈴木康広さんの「見立ての写真」
左から「落ち葉の手袋」「道に舞い降りた紙飛行機」「たくさんの目玉焼き」「クリップのなかのりんご」

 

プログラム内容

  1. 前日までの準備
    身近な「見立て」を探して撮影して、当日までにデータをお送りください。
    ※詳細はお申し込み後にご連絡さしあげます

  2. 当日のスタート
    鈴木康広さんによるレクチャー。事前課題を皆で発表しながら「見立て」の奥深さを学びます。

  3. 銀座で“見立て探し”
    地図を片手に銀座の街を自由に散策。街角のタイル、植木、影、水たまり… ふだん見慣れたものが新しい姿に見えてくるかも!?

  4. みんなで鑑賞&ネーミング
    集まった「見立て」を全員で鑑賞。人ぞれぞれの視点や感性の違いを知って、面白い発見が!

  5. 「銀ブラ見立てマップ」の完成
    後日、皆さんの「見立て」を集めた特製マップを鈴木さんが作成!参加者全員にプレゼントします。

<募集要項>

日程 :11月22日(土)
12:30受付開始  13:00 スタート〜16:00 終了(途中休憩あり)16:15解散(予定)

場所 :銀座の街(東京都中央区)

対象 :5歳〜12歳の子どもとその保護者

定員 :8組20名程度


<参加費>
&Eフレンドメンバー(有料会員) 1組 17,600円(子1・大人1) 3人目からは8,300円
&Eメンバー(無料会員) 1組 19,600円(子1・大人1) 3人目からは9,300円
※ 子どもと保護者、1組2名以上でお申し込みください。

<申し込み期間> 
&Eフレンドメンバー、&Eメンバー  
〜11月11日(火)

ナビゲータープロフィール

鈴木 康広(すずき やすひろ)

1979年静岡県生まれ。2001年東京造形大学卒業後、公園の遊具「グローブ・ジャングル」を使用した映像インスタレーション作品《遊具の透視法》(2001)、開いた目と閉じた目が描かれた紙の葉が「まばたき」をしながら空間に降り注ぐ《まばたきの葉》(2003)など、誰しもが持っている記憶や経験に新鮮な切り口を与える作品を制作。船の航跡が海や川を開く《ファスナーの船》、地球の引力を「遊び」に変換する《りんごのけん玉》など、身近な工業製品を媒介に、人間と自然を新たな視点から接続するアートワークを展開。主な個展として、2014年に水戸芸術館での「近所の地球」、2017年に箱根彫刻の森美術館「始まりの庭」、2021年にはティコティン日本美術館(ハイファ)にて海外の美術館で初となる個展を開催。2024年二子玉川ライズ スタジオ & ホールにて個展「鈴木康広展 ただ今、発見しています」を開催。主な国際展として、アルスエレクトロニカ・フェスティバル(リンツ、2002、2018)をはじめ、「Thermocline of ArtNew Asian Waves」(ZKM、カールスルーエ、2007)、セビリアビエンナーレ2008、瀬戸内国際芸術祭2010、第4回モスクワビエンナーレ(ARTPLAY、モスクワ、2011)、第1回ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016では日本代表として展示を行った。また、大地の芸術祭・越後妻2024・冬の企画展に参加。2014毎日デザイン賞。総合指導を務めているNHK Eテレ『みたてるふぉーぜ』は、2024年プリ・ジュネスの6歳以下ノンフィクション部門でグランプリ、NYフェスティバルでは金賞を獲得。主なパブリックアートに、《はじまりの果実》(十和田市現代美術館蔵)、《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》(渋谷区)。2025年9月にオープンした東京・芝浦のBLUE FRONT SHIBAURAに常設作品《無限大をひらく》を展示。

著書は作品集『まばたきとはばたき』『近所の地球』(青幻舎)、『Digital Public Art in Haneda Airport 空気の港 テクノロジー×空気で感じる新しい世界』(共著、美術出版社)、絵本『ぼくのにゃんた』『りんごとけんだま』(ブロンズ新社)『せんのはっけん』(福音館書店)ほか。

ウェブサイト https://www.mabataki.com/

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