音楽と文学のマリアージュ vol.7

グリーグ × イプセン 《 ペール・ギュント》

北欧の国、ノルウェーのベルゲンに生まれたグリーグ(1843-1907)は、民族舞曲のリズムや民謡を旋律素材として用いた叙情性あふれる音楽を数多く遺した作曲家です。代表作として名高い《ペール・ギュント》は、グリーグと同郷のノルウェーの劇作家イプセン(1828-1906)からの直接の依頼を受けて作曲された劇音楽で、23のバラエティに富んだ小曲からなる名作です。舞台の成功に大きく貢献し、人気の高かったこの音楽を、作曲者グリーグ自身が2つの管弦楽用組曲に編曲。どちらの組曲も、コンサートで頻繁に演奏される人気プログラムとなっています。

曲目紹介と聴きどころ
by. 田中 泰(クラシックソムリエ)

SAYEGUSA &E オリジナルプレイリスト

《ペール・ギュント》曲目リスト

  1. グリーグ:ペール・ギュント第1組曲&第2組曲 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
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