音楽と文学のマリアージュ vol.3

プロコフィエフ他 × シェイクスピア

史上最高の劇作家”シェイクスピアは、音楽の世界においても超売れっ子です。一例を上げれば『夏の夜の夢』『オセロ』『テンペスト』に『マクベス』などなど、様々な名作が、作曲家たちによって音楽化されています。中でも『ロメオとジュリエット』の人気は破格です。チャイコフスキーやプロコフィエフなど、多くの作曲家が音楽化している他、設定を1950年代のニューヨークに置き換えたバーンスタインのミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』の原作も同作なのですから素敵です。オペラにおいてはグノーとベッリーニ作品が有名です。永遠のラブストーリーは、クラシックの世界においても不滅の輝きを放っています。

曲目紹介と聴きどころ
by. 田中 泰(クラシックソムリエ)

SAYEGUSA &E オリジナルプレイリスト

《ロメオとジュリエット》 曲目リスト

  1. グノー:オペラ《ロメオとジュリエット》「私は夢に生き」(ワルツ)、マリア・カラス、ジョルジュ・プレートル&フランス国立放送局管弦楽団
  2. プロコフィエフ:バレエ《ロメオとジュリエット》作品64第1幕:第13曲:「騎士たちの踊り」、ボストン交響楽団&小澤征爾
  3. レナード・バーンスタイン:ミュージカル《ウエスト・サイド・ストーリー》より「トゥナイト」(クインテット)
  4. レナード・バーンスタイン:ミュージカル《ウエスト・サイド・ストーリー》より「サムウェア」
  5. チャイコフスキー:幻想序曲《ロメオとジュリエット》 エフゲニ・スヴェトラーノフ指揮、ロシア国立交響楽団
  6. ベッリーニ:オペラ《カプレーティとモンテッキ》「ああ!いくたび」(ジュリエッタ)アンナ・ネトレプコ、ウィーン交響楽団、ファビオ・ルイージ
  7. ベルリオーズ:愛の情景(劇的交響曲《ロメオとジュリエット》より) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロリン・マーゼル
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