フランス近代の作曲家モーリス・ラヴェル(1875-1937)の作品《マ・メール・ロワ》は、欧米で古くから語り・歌い継がれてきた童謡『マザーグース』を題材として作曲された、四手連弾によるピアノ組曲です。子供好きとして知られるラヴェルが、友人シプリアン・ゴデブスキの2人の子供、ミミとジャンのために作曲しました。
後にラヴェル自身が編曲した管弦楽組曲版も広く親しまれています。また、パリオペラ座の支配人ジャック・ルシェからの依頼を受け、オリジナルに「前奏曲」「紡ぎ車の踊りと情景」、さらに各曲の間に間奏曲を追加してバレエ版も完成させています。あなたのお好きな《マ・メール・ロワ》はどちら?
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